【FP2順位：F1日本GP】メルセデスF1が雨で最速！レッドブル勢が0.8秒差で続く。角田裕毅14番手、シューマッハ出走せず
3年ぶりに開幕したF1第18戦日本GP（鈴鹿サーキット）、初日の金曜日は朝から雨が降っており、午後15時からのフリー走行2回目（FP2）もウェットコンディションで行われた。
●【2022F1第18戦日本GP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
■2023年タイヤテストは中止
気温はFP1より1度下がって15度、路面温度は3度下がって18度、風速1.7m/hという先ほどより厳しい条件のウェットコンディションだ。
本来このフリー走行2回目は2023年用プロトタイプのスリックタイヤテストをするために30分延長して90分間を予定していたが、悪天候のためテストはキャンセルとなった。しかし、セッションは90分のまま行われた。
寒い中、スタンドで待っていたファンにとっては生のF1サウンドとF1マシンの走行を、そして3年ぶりに戻ってきたF1ドライバーにとっては90分間鈴鹿サーキットを楽しむことができた。
■メルセデスF1が1-2！
FP2のトップタイムはジョージ・ラッセル（メルセデス）、2番手はルイス・ハミルトン（メルセデス）、3番手は0.851秒差のマックス・フェルスタッペン（レッドブル）だった。
チャンピオンシップをリードするレッドブルだが、セルジオ・ペレスは4番手につけた。
レッドブルと同じくHRC（ホンダ・レーシング）サポートのパワーユニットを搭載しているアルファタウリF1は、母国GPでF1初走行の角田裕毅が14番手、アルピーヌへの移籍を交渉中と明かしたピエール・ガスリーは19番手だった。
角田裕毅はインターミディエイトタイヤに履き替えた後、デグナー1つ目の飛び込みで大きくオーバーラン、グラベルに入ってしまったもののマシンをコントロールしながらうまくコースに復帰した。
FP1が終わってからクラッシュしてしまったミック・シューマッハ（ハース）はマシン修復のため出走しなかった。
■【F1日本GP】フリー走行2回目
1 G.ラッセル（メルセデス）
2 L.ハミルトン（メルセデス）
3 M.フェルスタッペン（レッドブル）
4 S.ペレス（レッドブル）
5 K.マグヌッセン（ハース）
6 C.サインツ（フェラーリ）
7 F.アロンソ（アルピーヌ）
8 V.ボッタス（アルファロメオ）
9 E.オコン（アルピーヌ）
10 G.ジョウ（アルファロメオ）
11 C.ルクレール（フェラーリ）
12 N.ラティフィ（ウィリアムズ）
13 A.アルボン（ウィリアムズ）
14 角田裕毅（アルファタウリ）
15 S.ベッテル（アストンマーティン）
16 L.ノリス（マクラーレン）
17 D.リカルド（マクラーレン）
18 L.ストロール（アストンマーティン）
19 P.ガスリー（アルファタウリ）
