F1ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)決勝レースの最終ラップ前、あえてピットインしてソフトタイヤに交換し、最終ラップでファステストラップの“1ポイント”を狙ったシャルル・ルクレール(フェラーリ)。
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しかし、レース終了直後、ピットレーン速度違反を犯したルクレールに「5秒ペナルティ」が科せられた。これにより、ルクレールはファステストラップの1ポイントを獲れなかったどころか順位を1つ失ってしまい、楽々得られたはずの5位10ポイントから6位8ポイントに落ちてしまった。
後にFIAが発表した公式資料によると、この時に犯したスピード違反はわずか「1km/hオーバー」だったことがわかった。80km/h規制のピットレーンを81km/hで走ってしまったのだ。
たった1km/hの速度違反で2ポイントを失ったルクレール。支払った代償はあまりにも大きいものとなった。
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