F1ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)2日目、フリー走行3回目が行われた。
●【2022F1第14戦ベルギーGP】フリー走行3回目のタイム差、周回数
トップタイムはセルジオ・ペレス(レッドブル)、0.137差の2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、0.777差の3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。
チャンピオンシップをリードするレッドブルはワンツーでフリー走行を終え、予選・決勝レースに向けて準備は万全だ。
フェラーリの2台はセッション開始からしばらくガレージに留まっていたが、残り35分を過ぎたところでようやくコースインすると、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムを記録。しかしその直後、ペレスがトップタイムを書き換えた。
残り20分過ぎ、フェルスタッペンがトップタイムを記録するが、走行中の区間でイエローフラッグが出ていたのではと思われたが、リプレイ映像ではグリーンが表示されていたため、タイムが取り消されることはなかった。
残り9分頃、ターン12の飛び込みでルクレールが単独スピンをしてグラベルに飛び込むライブ映像が流れた。クラッシュしたものの、マシンは軽いダメージで済んだのは不幸中の幸いだった。自力でグラベルから出ていったが、コース上に砂利が出たことで清掃のため一時赤旗が出された。
残り4分でセッションは再開。ラストアタックでペレスがタイムアップを果たし、4番手からトップに躍り出た。予選に向けて仕上がりはいいようだ。ルクレールはパーツ交換をしてコースインしていることからダメージは少ないようだ。
レッドブルと同じくHRC(ホンダ・レーシング)のパワーユニットを搭載するアルファタウリF1は、角田裕毅が18番手、ピエール・ガスリーは10番手だった。